メガネの修理や購入は時間がかかりますよね。とりあえずの応急処置のつもりでしたが、かなり強固に直せたのでやり方を紹介します。
メガネのフレームが折れた
布団でゴロゴロしていると子どものかかと落としがクリーンヒットしてメガネのフレームが折れてしまいました。とりあえず瞬間接着剤でくっつけてみましたが、すぐに取れてしまいました。
『重曹+瞬間接着剤(シアノアクリレート系接着剤)』でめちゃくちゃ強固に修理できると見かけたので、新しいメガネは買うとして保管用のサブメガネとして修理することにしました。
ハンドリューターで削る
折れた部分だけでは接着面が足りないので、『ハンドリューター』でV字に削り表面積を増やします。正面から見ても分かりづらいように、顔側を凹ませるように削ります。表面はあえてデコボコ、ざらざらにしておくことで接着力を強めます。
ミニルーターともいい、木材から金属まで加工できる小型の電動回転工具です。先端につけるパーツ(ビット)を付け替えれば、穴あけ・切断・研磨・切削などが簡単にできます。子どものおもちゃ加工・日用品修理・趣味まで色々な場面で役に立ちます。DIYの幅が大きく広がるので、1セットは持っておくのがオススメです。
(ビットの種類は統一規格があるため、必要なものは買い足しが可能です。下記のダイヤモンドカッターはダイソーで売っています。)
コードタイプや充電タイプ、サイズなど色々とありますが、ガチ加工でなければ上記リンクのような充電式の小型タイプで十分です。僕もコレを使っています。
重曹と瞬間接着剤(シアノアクリレート系接着剤)
重曹を流し込むスペースを削って確保したら、レンズをマスキングテープで保護します。また、重曹がこぼれないようにマスキングテープで壁を作るように貼ります。
重曹を削った箇所に盛って、瞬間接着剤を流し込みます。それぞれ100均のもので良いですが、瞬間接着剤はサラサラタイプの方が良いです。(ジェル状の種類だと重曹の下の方まで流れ込まない)
瞬間接着剤が固まったらマスキングテープを剥がします。びっくりするほどガチガチに固まりました。はみ出たバリをデザインナイフで切り落とします。強度的にはここまでで十分ですが、あとは見栄えを良くしていきます。
塗装+レジンで保護
ヤスリで表面をならしてフレーム色で塗装します。僕はアクリルガッシュで塗装しましたが、近似色が作れれば何でも良いと思います。塗装の保護とプラスチックのツルツルした表面にするため、『UV-LEDレジン』を使いました。
写真では光の具合で目立っているように見えますが、実物はパッと見ただけでは折れていたのが分かりません。応急処置のつもりでしたが、かなりいい感じに修理することができたので、サブメガネとして残しています。
メガネが折れてしまっても、すぐには新しいメガネは準備できないですよね。「重曹+瞬間接着剤」での修理は何にでも応用できる素晴らしいライフハックだと実感しました。
やってみると分かりますが、マジでめちゃくちゃ固くなります。おウチの簡単な修理にぜひ試してみてください!
これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!
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