最近洗濯物が洗えてない気がするの…
もう買って6年経つし壊れたかなー？ 一回見てみようか
故障状態の確認
妻から話を聞くと、最近洗濯物の汚れが全然落ちないとのこと。洗濯完了してあけると脱水された状態にはなってるけど細かい汚れが全然落ちないらしい。まず一旦洗っている状態を見てみました。
注水が完了して「洗い」の工程になると、モーターの「ｺﾞｵｵｵｵ！」という音とかすかに「ｶﾗｶﾗｶﾗ」という金属音が聞こえるだけで洗濯物は微動だにしない。本当なら洗濯物がくるくる回って洗濯されますよね？この工程ができていないことが分かりました。洗濯物を取り出して中を見てみると、底にある板のネジが緩んでいるのを発見！
あー底のネジが外れちゃって洗濯物が回らないのねー
底のネジを締め直して再度検証。最初の数回転は洗濯物が回っていたが、またすぐに回らなくなり「ｶﾗｶﾗｶﾗ」という音が。ネジを締めた時に「ｷﾞｭｯ」とした手の感覚があるためネジ自体の磨耗ではなさそう。ということはその下の動力部(モーター)か動力伝達部分に問題があるのかな？と調べることに。
どうやら下にある回転板(パルセーター)の部分が劣化することで、洗濯物が洗えなくなる例があるようだと判明しました。パルセーターは縦型洗濯機の底面についている部品です。おそらくこの部品が原因だと推定してなんとか修理できないか調べることに。
メーカー修理費用はいくら？
我が家の洗濯機はAQUA（アクア）の「AQW-S452（W)」という製品です。故障状態をメーカーに伝え、修理費用がどのくらいになるか確認してみました。
パルセーターの磨耗のせいか、洗濯機が空回りするようになりました。修理を依頼するとどれくらい費用がかかるんでしょうか？
修理はサービスマンを派遣することになるので、パルセーターの交換のみで修理完了する場合は8,000～13,000円前後、
他の原因がある場合は18,000～23,000円程度かかることがあります。
また、サービスマンを派遣して修理をしなかった場合でも5,000～6,000円の費用がかかります。
ありがとうございました。検討させていただきます。
技術員派遣費用と材料費も入っているのでそのくらいの金額になるのでしょうが、6年前の洗濯機を直すだけに払うには高すぎる金額です。最悪壊れたら新しいのを買おうと思い、自分で修理する方向へ。
パルセーターの交換方法と注意点
色々調べるとパルセーターは自分でも交換できるようです。こういうときブログの体験録はありがたいですね！自分もこうやって誰かの助けになれるようブログに残します。最悪直らなかったら新しいのを買おうと思うとなんでも分解できます。とりあえず問題のパルセーターを取り外してみることに。以下、注意点です。
早速パルセーターを取り外しました。底のネジをドライバーで外します。メーカーにもよると思いますが、このタイプだと幅広のマイナスドライバーが取り外しやすそうでした。
底のネジを取り外すと山形のワッシャーが出てきました。これの挿入方向を覚えておくことと、失くさないように注意してください。
底面のネジを外すとパルセーターが取り外せるようになります。今回は手で簡単に取り外せましたが、一般的には水を溜めてパルセーターが浮く力を使って取り外す、または穴にフックやネジを引っ掛けて取り外すようです。外したパルセーターの裏を見てみるとこちらです。
なるほど、この溝が磨耗して動力部が空回りしてることが分かりました。パルセーターが原因だとほぼ確定できたので、新しいパルセーターを買うことに。洗濯機のメーカーや型番などから適合するパルセーターをネットで購入(2,400円)。
メーカーから個人が直接購入することはできないようですが、楽天で取り扱っているショップがありました。各メーカーのパルセーターを取り扱っていて非常に助かりました。ネジ・ワッシャー付属かパルセーター単体か選べましたが、ネジ自体の山が潰れていないのであればパルセーター単体の購入でいいと思います。
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パルセーターの到着を待つこと３日・・・
その間洗濯物ができない…
コインランドリーや家にある服でやりくりしよう
「洗濯機がないというだけでこんなに生活が不便になるのか…」と実感しました。そうこうしていると新しいパルセーターが到着！磨耗したものと見比べると一目瞭然ですね。溝の部分がしっかり残っていることが分かります。
なにはともあれ新しいパルセーターへ交換。ワッシャーももともとあったように取りつけます。ワッシャーの形状はメーカーなどにより異なるようなので、必ず事前の状態を確認してください！
さて、これでもう一度洗ってみよう。
…回った！やった直った！
これでやっと洗濯物ができる！
溜まっていた洗濯物を3回に分けてすべて洗いました！
まとめ
パルセーターは消耗品なので取り替え可能！
◆メーカーに正式に依頼すると、型番にもよるが8,000～13,000円かかる。
◆自力での修理なら材料費のみで修理可能（今回は2,400円）。ただしメーカー推奨ではないため自己責任。
◆洗濯機がないと日常生活がすごくキツくなる。
にほんブログ村洗濯物の入れすぎに注意！
洗濯物を入れすぎるとパルセーターにかかる力が増えるため、洗濯機自体の寿命が短くなるようです。また、パルセーターもメーカーの部品保有期間を過ぎると(洗濯機が古すぎると)ない可能性もあります。正しく洗濯機を使用して、洗濯機の寿命を長持ちさせましょう。
今回は、自力修理することで、メーカー修理費や新しい洗濯機を買う費用を節約することができました。同じ状況になった人を、少しでもこのブログで助けられたら嬉しいです！完全に今の洗濯機が壊れたらドラム式洗濯乾燥機の購入も検討していますが使い勝手はどうなんですかね？また調べていきたいと思います。
これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう！
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