石粉粘土でポケモンフィギュアをつくろう(ゆらゆらモクロー編)

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アイキャッチ(モクロー) ゆるく(生活)
石粉粘土でポケモンフィギュアをつくろう第11弾!今回はガチャガチャを改造して光でゆらゆら揺れるモクローのおもちゃを作りました!
るーと
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こんにちは、るーとです。
今回は既製品を改造してゆらゆらモクローを作りました!

今回は『ラドール プレミックス』の石粉粘土を使っていきます。

石粉粘土とは

石粉粘土は100均でも手に入る造形用粘土で、初心者でも簡単にフィギュアづくりが楽しめます!僕自身も素人ですが少しずつフィギュアっぽく作れるようになってきました。

石粉粘土の特徴や必要なグッズなどは以下の記事を参考にしてください。できるだけ分かりやすくまとめています。

石粉粘土でフィギュアを作ろう!初心者向け解説と道具・工具紹介
「粘土でフィギュア制作をしてみたい…けどよく分からなくて手が出せない」という初心者向けに石粉粘土の造形と必要な道具・工具について解説します!必須レベルに分けて紹介するので、少しずつ揃えていけばOKです。粘土楽しいですよ!一緒に好きなフィギュアを作りましょう。

過去作はこんな感じです。

【過去作】石粉粘土でフィギュアを作ろう!初心者でもできた作品まとめ
石粉粘土なら簡単・お手軽にオリジナルフィギュアがつくれます!「初心者でもこれくらいなら簡単に作れます」ということで作品をまとめています。粘土楽しいですよ一緒に粘土こねましょう!
るーと
るーと
少しでも粘土人口増えればいいな!簡単で面白いので少しでも興味があれば石粉粘土を買って遊んでみましょう。材料費だけなら数百円程度です!

ガチャガチャの改造

今回は既製品ガチャガチャのソーラースイングを改造しました。改造前ももともとフクロウでした。

石粉粘土 ポケモンフィギュア モクロー ガチャガチャ

分解してみるとかなり簡単な構造しています。前後のパーツで可動部を挟み込むようになっていましたので、プラモでいう「後ハメ加工」をしました。

これにより、前後のパーツをくっつけてフィギュアを完成させたあとでも、上からパチッとハメ込めるようにしました。

石粉粘土 ポケモンフィギュア モクロー ガチャガチャ 後ハメ加工

プラスチックを加工

フクロウをモクローにするイメージを描き込み、クチバシ・リボン・爪は別パーツで作ることにしました。アルミホイルを固めて芯材とします。

石粉粘土 ポケモンフィギュア モクロー ガチャガチャ 改造

プラスチックに石粉粘土をくっつけるのは、正直食い付きが悪くて簡単に剥がれてしまいます。『ハンドリューター』を使って、粘土をつける部分の表面をあえて荒くすることで食い付きを良くします。(ぶっちゃけ石粉粘土よりポリパテとかを使うのが正解な気がします)

石粉粘土 ポケモンフィギュア モクロー ガチャガチャ 改造 ハンドリューター

本体が重くなりすぎるとゆらゆらしなくなってしまうため、最低限のディティールを石粉粘土でうすーく作ります。クチバシやリボンなどもめちゃくちゃ小さいため、「粘土を盛る」というよりは「アルミホイルに粘土を塗る」くらいの

石粉粘土 ポケモンフィギュア モクロー ガチャガチャ 改造 粘土盛り

サーフェイサーで表面処理

プラスチックと石粉粘土の境界部などが気になるため、サーフェイサーで表面処理をします。サーフェイサー→やすりがけ→再度サーフェイサーと繰り返して表面を均していきます。

石粉粘土 ポケモンフィギュア モクロー ガチャガチャ サーフェイサー

サーフェイサーとは?
塗装をする前の下地材で、表面の細かいキズや凹みを埋めることができます。サーフェイサーの数字は粒度の細かさを表しており、数字が大きいほど細かい粒子を塗布することになります。数字が小さいほど、粒が大きいため傷を埋めてくれますが、本来残したい段差・模様なども埋めてしまいます。
逆に数字が大きいと、残したい部分は埋まりませんが、表面の傷を隠す能力も低くなります。
傷を埋める能力
500 > 1000 > 1200 > 1500

サーフェイサーの吹き付ける量は加減が大事です。左の写真は適量でキレイになっていますが、右の写真は吹きすぎて液垂れ・気泡ができてしまっています。
こうなった場合は乾燥後にヤスリがけして、再度サーフェイサーを吹きます。
石粉粘土 ポケモンフィギュア モクロー ガチャガチャ サーフェイサー
小さいパーツはダンボール等に両面テープで固定してまとめて吹きます。吹っ飛ばないように注意!サーフェイサーを吹くことで、のちの塗装時に塗料の乗り具合を均等にできます。
石粉粘土 ポケモンフィギュア モクロー ガチャガチャ サーフェイサー

アクリルガッシュで塗装

塗装はすべてアクリルガッシュ・筆塗装でやっていきます。子どもがいる家庭なので、安全で健康面にも影響の無い筆塗りで塗装してます。(エアブラシは環境的に困難)

石粉粘土 ポケモンフィギュア モクロー ガチャガチャ アクリルガッシュ 筆塗り

今回もウェットパレットを使ってアクリルガッシュの乾燥防止をしています。もはやこれが無いと塗装は困難です。こちらの記事に詳細を書いていますが、塗料を乾燥させずに数日保管できます!特にハミ出し修正するベース色はしっかり保管しておきましょう。

100均で自作ウェットパレット!塗装着色のお供におすすめ
ウェットパレットを使えば塗料を乾燥させずに数日保管できます!100均の材料で簡単に自作できるので、水性塗料を使っている方はぜひ使ってみてください。

トップコート

アクリルガッシュは塗装が剥げやすいのでトップコートを吹いておきます。あまりテカテカさせたくないので、僕は『つや消しトップコート』を吹いています。つや消しとは言えマットな質感のアクリルガッシュに比べるとつやが出ます。

石粉粘土 ポケモンフィギュア モクロー ガチャガチャ トップコート

トップコートとは?
フィギュアの最後の仕上げとして表面を保護するものです。アクリルガッシュなどの塗装は乾燥後に少し擦るだけで塗装が剥げてしまいます。下の画像を見てください。石粉粘土 ポケモンフィギュア 仕上げ 保護 トップコート一番左のトップコートをしていない部分は爪楊枝で少しこすっただけで塗装が剥げています。トップコートを吹いた後は少し凹むくらいで済み、乾燥後に2度重ねるとより衝撃に強くなります。石粉粘土 ポケモンフィギュア 仕上げ 保護 乾燥 トップコートトップコートを吹いた後はできるだけホコリがつかないように乾燥させます。ここまで過敏にならなくてもいいですが、乾燥させる部屋は湿度が低くホコリの少ない部屋がベストです。
↓プレミアムの方が100円ほど高いですが、衝撃からの保護力・失敗のしにくさから圧倒的にプレミアムをおすすめします!

完成

「ゆらゆらモクロー」の完成です!欲しいけど意外とないポケモングッズをつくりました。

撮影ボックス

フシギダネの時に買った『撮影ボックス』で撮影してます。照明と背景布も付いているので簡単にいい感じの写真が撮れました!今まではロール紙を広げたところで撮影していたんですがセッティングが面倒くさかったです。いい買い物しました。

石粉粘土 ポケモンフィギュア フシギダネ 撮影ボックス

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子どものために始めた粘土ですが、普通に自分の趣味になりました。今回は始めて既製品の改造をしました。プラスチックに石粉粘土を使うのは結構難しかったです。

既製品やガチャガチャで手に入れるのも良いですが、自分も楽しみつつ世界に一つだけのフィギュアを子どもにあげれるのも楽しいですよ!あなたも粘土をやってみませんか?

これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!

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