今回でエフェクトパーツも作ってルカリオ完成です!
石粉粘土とは
石粉粘土は100均でも手に入る造形用粘土で、初心者でも簡単にフィギュアづくりが楽しめます!僕自身も素人ですが少しずつフィギュアっぽく作れるようになってきました。
石粉粘土の特徴や必要なグッズなどは以下の記事を参考にしてください。できるだけ分かりやすくまとめています。
過去作はこんな感じです。
エフェクトパーツ制作
エフェクトパーツの作り方をまとめました!
前回作ったルカリオ本体
せっかく「波導弾(はどうだん)」のポーズにしたので、はどうだん自体も作ってみます。透明な素材を探していてダイソーの「おゆプラ」とプラバンを使ってみました。モノづくりするうえで100均が本当に便利すぎます!レジンとかもやってみたいな・・・
おゆプラ(おゆまる)
80℃以上のお湯につけると柔らかくなり、温度が下がるとまたプラスチックのような硬さに戻る素材です。(セリアには似たような「おゆまる」があります)
お湯につけるとこんな感じで簡単に形状を変えれます。取り出す際はピンセットや箸などで取り出しましょう。柔らかいガムのような不思議な感触です。
手でこねこね丸めるだけで結構良い感じのパーツが作れます。透明とブルーを幾層にも重ねて光にかざすとオーラっぽい球状のパーツができました。
お〜。結構良い感じでは?面白い素材ですね。今後も色々使えそうです。
プラバン加工
続いては『プラバン』を加工してオーラのようなエフェクトも作っていきます。小さい頃、絵を書いてオーブンで焼きオリジナルキーホルダーなどを作ったことないですか?あの素材を使います。
タミヤのプラバン0.3mm厚を使う人が多いみたいですね
準備するのはプラバン、ロウソク、ピンセット、塗料、消化用の水です。火を使うので場所によっては火災検知器にひっかかってしまうので、キッチンが良いと思います。
塗料は試しに4種類試してみました。左から油性ペン、水性ホビーカラー、アクリルガッシュ、クレヨンです。
ロウソクの火で少しずつプラバンを炙ってピンセットで形を整えていきます。炙った方向に丸まっていくので少し慣れが必要です。
左から油性ペン、水性ホビーカラー、アクリルガッシュ、クレヨン。上は炙る前に塗装、下は炙った後に塗装です。結果は『炙った後に水性ホビーカラーで塗装』が良さそうな感じです。油性ペンは広範囲を塗るのが大変。アクリルガッシュは少し爪で擦っただけでハゲる。クレヨンはそもそもほぼ色がつかない。という感じでした。
波々形に切り取り火で少しずつ炙ってオーラっぽい感じのパーツをいくつか作ります。色を変えれば炎や水飛沫など色々作れそうですね。エフェクトパーツは奥が深いです。
先端の細い部分を火に近づけすぎると引火して焦げたり、穴が空いてしまいます。火加減が難しいので慣れるしかないでしょう。最初の4つほど焦がしてしまいましたが、後半は慣れてきて焦げることなく作れました!
作ったパーツの一つを水性ホビーカラーで筆塗りしてみたのですが、何かもったりしています。やっぱり半透明のクリアパーツにしたいですね・・・綺麗に作っている人はエアーブラシで塗装していますね。僕は持っていないのでどうしたものか。
エアーブラシは環境的に導入は難しいので、缶スプレーを購入しました。遠くから少しずつ塗装してみます。「初心者の吹きすぎ防止にノズル部分に五円玉を入れるのがおすすめ!」と見かけたので真似してみました。
エフェクトパーツ取り付け
作ったエフェクトパーツをルカリオにくっつけていきます。接着面がかなり少ないため、瞬間接着剤を爪楊枝でチョン付けして全体のバランスを見ながら「はどうだん」とオーラをくっつけます。
これはカッコいい!エフェクトパーツ頑張ったかいがありました。いいねいいね!
次は最後に土台部分のジオラマを作っていきます。
土台(ジオラマ)作成
本体やエフェクトパーツができたので、乗せる土台を作っていきます。ベースにしたのは100均のざるそばの皿を使いました。たくさん使うしもったいないので粘土も100均の石粉粘土を使います。
粒度が荒くボソボソしますが、逆に岩肌などを作るのには向いているかもしれません。ルカリオが立つ場所に穴を開けて石粉粘土を乗せていきます。(接着面に木工用ボンドも塗ってます)
張り付けた石粉粘土にグシャグシャに丸めたアルミホイルを押し当てて岩肌を作っていきます。他にも歯ブラシを押し当てたりランダム性を持たせて表面を作っていきます。
柔らかいうちにルカリオやエフェクトパーツを仮置きしてみて全体のバランスを見ます。
乾燥したら黒→茶色→白とアクリルガッシュで徐々に明るい色を重ねていきます。後半は塗料をティッシュで拭き取り、かすかに色がつくくらいになったドライブラシで色をつけます。オーラ付近は白を強くして、オーラの青色もほんのり乗せています。
最後に土台もトップコートで保護して完成です。
ルカリオ完成!
最後に土台にルカリオ本体とオーラを接着剤でくっつけて、ようやく完成です!
ルカリオのはどうだん!
パーツ分割やエフェクトパーツ作成など初めての挑戦を盛り込んだルカリオですが、個人的に大満足の出来となりました!2ヶ月以上かかりましたが完成できてよかったです。
子どものために始めた粘土ですが、普通に自分の趣味になりました。お気に入りのルカリオはかっこよく作りたかったので満足の出来です!
既製品やガチャガチャで手に入れるのも良いですが、自分も楽しみつつ世界に一つだけのフィギュアを子どもにあげれるのも楽しいですよ!あなたも粘土をやってみませんか?
これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!
Kindle版でPCに表示しながら作業がおすすめ!
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