
「ミュウツーの逆襲」リアルタイム世代、最強の代名詞ミュウツーです!
今回の粘土は『ニューファンド』を初めて使ってみました。『ラドール プレミックス』と比べて硬化前も固く、完全硬化後は比較にならないほど硬くなり使いやすかったです。造形のプロはコレを使う人が多い気がします。
石粉粘土とは
石粉粘土は100均でも手に入る造形用粘土で、初心者でも簡単にフィギュアづくりが楽しめます!僕自身も素人ですが少しずつフィギュアっぽく作れるようになってきました。
石粉粘土の特徴や必要なグッズなどは以下の記事を参考にしてください。できるだけ分かりやすくまとめています。

過去作はこんな感じです。


顔の制作



レジンアイ



骨組みの制作


全身の制作


手の制作

エポキシパテ

粘土状の2剤を混ぜることで硬化する樹脂。硬化時に小さくなる「ヒケ」が起きにくく、完全硬化後はプラスチックのようにカチカチになります。

やすりがけ
神ヤス

スポンジと布ヤスリが合体された商品で、フィギュアに滑らかに接触できるためとても扱いやすいヤスリです。特に曲面部分のヤスリがけがすごくきれいで滑らかにできます!


サーフェイサー吹き

アクリルガッシュ塗装

トップコート
塗装完成後、トップコートで表面をコーティングしておくことも大事です。特にアクリルガッシュでの塗装の場合は、少しの衝撃で塗装面が剥げてしまいます。
フィギュアの最後の仕上げとして表面を保護するものです。アクリルガッシュなどの塗装は乾燥後に少し擦るだけで塗装が剥げてしまいます。下の画像を見てください。

一番左のトップコートをしていない部分は爪楊枝で少しこすっただけで塗装が剥げています。トップコートを吹いた後は少し凹むくらいで済み、乾燥後に2度重ねるとより衝撃に強くなります。


エフェクトパーツづくり
エフェクトパーツの作り方をまとめました!

プラバンでエフェクトパーツ
まずは『プラバン』を加工してオーラのようなエフェクトも作っていきます。作り方はルカリオを作った時に細かく書いてありますので見てみてください。
タミヤのプラバン0.3mm厚を使う人が多いみたいですね
プラバンを火で炙り、蛍光ペンで紫に着色しました。できたエフェクトパーツと武器のスプーンをレジンでくっつけて持たせます。
レジンでエフェクトパーツ
続いて『UV-LEDレジン』でエフェクトパーツを作ります。風船にワセリン(メンソレータムなどでもOK)を塗り、剥がしやすくしておきます。着色したレジンを風船に沿って硬化させると地面から出ているオーラのようなパーツができます。
さらに蛍光ペンで着色したレジンも部分的に塗っていきます。
蛍光ペン部分だけがブラックライトで光るエフェクトパーツが完成です!これを考えた人すごいですね!
前からやってみたかった風船にレジンを塗ったエフェクトパーツ
蛍光ペンで着色したレジンも部分的に混ぜてみたら良い感じ! pic.twitter.com/w0a7fQn9OR
— るーと@粘土ブログやってます (@route_nendo) July 9, 2023
土台(ジオラマ)制作
もうこれは毎度おなじみの作り方です。100均で買った鉢植えと安い石粉粘土で作ります。
鉢植えにボンドを塗り、フィギュアの足がくる部分にアルミ線を埋め込み粘土を盛ります。丸めたアルミホイルを粘土に押し付けると岩肌っぽくなります!
暗い色→明るい色の順に色を重ねていきます。明るい色はあえて雑に塗ることで凹凸の色差ができて本物の岩のようになります。
完成
ミュウツー本体・エフェクトパーツをレジンで合体させ完成です!
我ながらめちゃくちゃカッコよく作れたと思います!やっぱ伝説といえばミュウツーなんだよなぁ・・・
初めてのレジンもとても便利でいい感じにできました!
子どものために始めた粘土ですが、普通に自分の趣味になりました。子供の頃に読んでいた「ポケモン SPECIAL」でめっちゃかっこよかったミュウツーをスプーンを武器に作ってみました!
既製品やガチャガチャで手に入れるのも良いですが、自分も楽しみつつ世界に一つだけのフィギュアを子どもにあげれるのも楽しいですよ!あなたも粘土をやってみませんか?
これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!
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