※分解修理は自己責任となりますので、無理そうなら新しいのを買いましょう。
今回我が家のテレビのリモコンの電源ボタンだけが反応しなくなったので自分で修理しました。
テレビ以外のリモコンでも修理できるので備忘として残しておきます。
分解修理自己責任ですので難しそうと感じたら、金額も大したことないので新しいリモコンを買うのが良いと思います。メーカー問わず使えるリモコンがあります。
故障原因の特定
まずは、リモコンが悪いのかテレビ本体が悪いのか特定しましょう。特定ボタンだけ反応しないならほぼリモコン側の故障です。
我が家のリモコン、8年くらい使っていて劣化がみられます。
スマホのカメラでリモコンを観察
まずは、リモコンの赤外線が出ている部分をスマホのカメラで観察します。ボタンを押したときに、ランプがピカピカしていたら赤外線が出ています。
肉眼で直接みてもランプは見えませんが、スマホのカメラ画面越しに観察すると見えるようになります。
電源ボタンだけ反応しない
今回壊れたリモコンは「電源ボタン」を押したときだけ赤いランプが出ていませんでした。つまり、リモコン側の電源ボタンの不良となります。
もし、リモコンから赤外線は出ているのにテレビ側が反応しないという場合は、他の原因となりますのでこの記事では解決できません。
やはり使用頻度の一番高いボタンが劣化が早いです。自分の周りでも同じような故障パターンをよく聞きます。直せるものは自分で直してみましょう!
リモコンの分解・修理
乾電池を取り外す
まずは必ず乾電池を取り外してください!構造的に外さないと分解できないようになっているとは思いますが、乾電池が入ったまま作業を行うと思わぬショートの恐れがあります。最悪リモコンが完全に壊れるので、絶対に取り外して作業をしてください。
分解して基盤を露出させる
構造は各メーカーや型番によって若干異なるかもしれませんがネジを数カ所外して、隙間をこじってやれば開きます。
最後にもとに戻せるように、順番を写真に残すなりしておきましょう。また、ネジをなくさないように注意!
基盤を鉛筆でこする
反応の悪いボタンの基盤部分を鉛筆でこすります。本当は専用のアルコールで清掃するのが良いですが、普通の家庭にはないと思うので鉛筆で代用します。
鉛筆の芯は導電性があり、接触不良の基盤を多少復活させることができます(あくまで姑息的手段)。濃さは何でも良いですが、あるなら柔らかいB・2Bなどが良いでしょう。
こすりすぎて粉末を基盤内に巻き散らかさないように注意しましょう。思わぬショート・故障を招いてしまいます。最後にエアダスターなどで基盤内の粉末を飛ばしておくとよいです。
ボタンの裏側にアルミホイルを貼る
前述の鉛筆でこするだけでも復活する可能性はありますが、より反応を良くするためボタンの裏側にアルミホイルを貼ります。
アルミホイルに両面テープを貼り、ボタン・基盤のサイズに合わせて切って貼ります。
◆アルミホイルが大きすぎて、他のボタン部分の基盤に接触しないように注意。
◆貼り付けが甘いと、アルミホイルが浮いてきて「ボタンを押していないのに、ボタンを押しっぱなし」の状態になってしまいます。しっかりと貼り付けましょう。
組み立て
ここまでやれば再度組み立て。もう一度スマホのカメラで赤外線を確認したところ、しっかりと電源ボタンを押したときにランプが点くようになりました!
これでも直らない、何度も再発するようなら諦めて新しいリモコンを買いましょう。どのメーカーでも使えるものが安く売ってます。
今回は反応しないリモコンを修理した雑記を残しました。分解・修理は自己責任ですが、これくらいの家のことは自分でできるようになっておきたいですよね。
これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!
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