石粉粘土でポケモンフィギュアをつくろう(ゲンガー編)

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ゆるく(生活)
石粉粘土でポケモンフィギュアをつくろう第14弾!世間ではポケモンSVが発売されましたが、初代から大好きな『ゲンガー』を作っていきます。シャドーボール!
るーと
るーと
こんにちは、るーとです。
初代から好きなポケモンゲンガーです!

今回も『ラドール プレミックス』の石粉粘土を使っていきます。

石粉粘土とは

石粉粘土は100均でも手に入る造形用粘土で、初心者でも簡単にフィギュアづくりが楽しめます!僕自身も素人ですが少しずつフィギュアっぽく作れるようになってきました。

石粉粘土の特徴や必要なグッズなどは以下の記事を参考にしてください。できるだけ分かりやすくまとめています。

石粉粘土でフィギュアを作ろう!初心者向け解説と道具・工具紹介
「粘土でフィギュア制作をしてみたい…けどよく分からなくて手が出せない」という初心者向けに石粉粘土の造形と必要な道具・工具について解説します!必須レベルに分けて紹介するので、少しずつ揃えていけばOKです。粘土楽しいですよ!一緒に好きなフィギュアを作りましょう。

過去作はこんな感じです。

【過去作】石粉粘土でフィギュアを作ろう!初心者でもできた作品まとめ
石粉粘土なら簡単・お手軽にオリジナルフィギュアがつくれます!「初心者でもこれくらいなら簡単に作れます」ということで作品をまとめています。粘土楽しいですよ一緒に粘土こねましょう!
るーと
るーと
少しでも粘土人口増えればいいな!簡単で面白いので少しでも興味があれば石粉粘土を買って遊んでみましょう。材料費だけなら数百円程度です!

顔・胴体の制作

顔というか胴体というか本体から作っていきます。

①アルミホイルを丸めて②粘土をくっつけて③丸く成形して④目と口のあたりをつけて④凹ますために若干粘土をほじくり出して⑥中を滑らかにして若干表情をつけて⑦目と歯をつけて⑧少し粘土をくっつけて⑨凸部分をつくります

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー 顔 表情

シンプルな形と短い手足でカッコよくするために表情はとても大事なので、頑張って「こわいかお」のゲンガーをつくりました。

以前に買った『シリコン筆』を使って顔を作っています。硬い『スパチュラ』と使い分けていきます。

石粉粘土 ポケモンフィギュア ルカリオ ネイルブラシ

やすりがけで表情調整

やすりがけして表情を微調整していきます。細かく狭い部分は爪楊枝やすりをつかって調整していきます。

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー 爪楊枝やすり

爪楊枝やすり

簡単だけどすごい使いやすいです。まとめて作り置きしておけば楽ですね。

石粉粘土 ポケモンフィギュア フシギダネ 爪楊枝やすり

耳・トゲ・しっぽづくり

耳(?)やトゲ、しっぽをつけていきます。気持ち大きめのトゲを付けて、やすりで形やサイズを微調整していきます。

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー ツノ

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー トゲ

浮いているポーズにしようと思ったため、支えのアルミ線はしっぽにつけました。

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー しっぽ

手足パーツづくり

手足を少しずつ作っていきます。『シャドーボール』を振りかざしているようなポーズで作っていきます。

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー 手足

形がシンプルゆえに微妙なバランス崩れですごく違和感が出て苦労しました。

本当に気持ちだけ足が長く感じたので、一度切断します。ノコで切ると切断の厚み分だけ短くなるので、その後長さを微調整して戻しました。

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー 切断

ビフォーアフター伝わるかな?自分だけに分かるこだわり程度の微々たる修整です。

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー 長さ調整

全体をやすりがけ

各パーツ時点である程度やっていますが、全体を#400から#1000までやすりがけしていきます。狭い箇所は先程の爪楊枝やすりやフロスにやすりを貼り付けた工具で磨きました。

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー やすりがけ 神ヤス

神ヤス

今回も神ツール『神ヤス』を使っています!初心者でも簡単に滑らかな曲線が作れます。

神ヤス 石粉粘土 やすり プラモ

神ヤスが神すぎるので記事にまとめました!以下のリンクで使い方のコツや種類をまとめています。

プラモ・粘土のやすりがけ必須アイテム『神ヤス』使い方のコツや種類
フィギュアやプラモづくりをしていて必須となる「やすりがけ」作業。やすりがけが最高に楽しくなる神アイテム「神ヤス」について、使い方のコツや種類など紹介していきます。

神ヤスとは?
スポンジと布ヤスリが合体された商品で、フィギュアに滑らかに接触できるためとても扱いやすいヤスリです。特に曲面部分のヤスリがけがすごくきれいで滑らかにできます!神ヤス 石粉粘土 やすり プラモまた、サンドペーパーは基本使い捨てですが、神ヤスは石粉粘土を削った程度ではほぼ目詰まりしません。(サーフェイサー後は無理)使用後に水洗いをすれば石粉粘土は水に溶けて流れていくので、何度でも再利用できます。神ヤス 石粉粘土 やすり 水洗い限度はあるでしょうが、1年ほど使っていてもほぼ劣化なしでスポンジのヘタリもありません。最近100均にもスポンジヤスリが売ってましたが全然ダメでした。ゴッドハンド製の神ヤスは、まさにです。

アクリルガッシュ塗装

まずは黒で目と歯の間を塗っていきます。白の隠蔽力は低いため、はみ出た黒はやすりで削っておきます。

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー アクリルガッシュ 筆塗り

歯の白と目の赤を塗っていきます。塗り漏らしがあると目立つので、色んな角度から見て確認します。

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー アクリルガッシュ塗装

細かい部分は『面相筆』で塗っています。ゴッドハンドさんの製品は素晴らしいですね!

 

次に本体塗装。何度も重ね塗りして調整していきます。重ね塗りする時は前に塗った方向と90°向きを変えて塗ると筆ムラが目立たなくなります。(①で縦に塗ったなら②で横に塗る)

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー アクリルガッシュ 筆ムラ

なんかゲンガーっぽくなかったので少し青色を混ぜたらいい感じになりました。調色がいつも難しいです。

塗装完成後、トップコートで表面をコーティングしておくことも大事です。特にアクリルガッシュでの塗装の場合は、少しの衝撃で塗装面が剥げてしまいます。

トップコートとは?
フィギュアの最後の仕上げとして表面を保護するものです。アクリルガッシュなどの塗装は乾燥後に少し擦るだけで塗装が剥げてしまいます。下の画像を見てください。
石粉粘土 ポケモンフィギュア 仕上げ 保護 トップコート
一番左のトップコートをしていない部分は爪楊枝で少しこすっただけで塗装が剥げています。トップコートを吹いた後は少し凹むくらいで済み、乾燥後に2度重ねるとより衝撃に強くなります。石粉粘土 ポケモンフィギュア 仕上げ 保護 乾燥 トップコートトップコートを吹いた後はできるだけホコリがつかないように乾燥させます。ここまで過敏にならなくてもいいですが、乾燥させる部屋は湿度が低くホコリの少ない部屋がベストです。

土台(ジオラマ)作成

発泡スチロールで岩づくり

今回は発泡スチロールを使って岩を作るのに挑戦しました。適当なサイズに切った発泡スチロールの表面を手でボロボロ崩していきます。

ジオラマ 岩 発泡スチロール

まだ発泡スチロールの小さいツブツブが目立つので炙った鉄の棒で表面を軽く溶かしていきます。半田ごてがあるといいのですが、今回は100均の目打ちを炙ってやりました。

ジオラマ 岩 発泡スチロール はんだごて

ジオラマ 岩 発泡スチロール 溶かす 表面

次に下地材の『ジェッソ』を使っていきます。まずは水に溶いたボンドを発泡スチロールに塗ってティッシュを馴染ませます。その上から『ジェッソ』(今回は少し黒絵の具を混ぜて灰色にしています)を塗ります。

ジオラマ 岩 発泡スチロール ジェッソ ボンド

ジオラマ 岩 発泡スチロール ジェッソ ティッシュ

乾くとこんな感じ。なかなか岩っぽい表面になりましたね。

ジオラマ 岩 発泡スチロール ジェッソ

石粉粘土で地面づくり

土台となる地面はいつものように石粉粘土で作っていきます。

まんべんなく広げた石粉粘土の表面をグシャグシャに丸めたアルミホイルを押し当ててそれっぽくしていきます。

ジオラマ 岩 石粉粘土 アルミホイル

石粉粘土は乾くとわずかに縮むため、台座との間にもボンドを塗るのを忘れずに。さっき作った岩を粘土が柔らかいうちに押し当ててボンドで固定します。

ジオラマ 岩 発泡スチロール ボンド 石粉粘土

塗装

濃い目の色から順に塗り重ねていきます。最後の方は白色をかすかにつけることで立体感が強調されます。

ジオラマ 岩 発泡スチロール 塗装

岩の方も薄く溶いた黒をにじませたりしてそれっぽくしていきます。発泡スチロール+ジェッソの岩、なかなかいい感じです!

ジオラマ 岩 発泡スチロール 塗装

ゲンガーを浮いてる感じでくっつけ。うん、いい感じになりました。

ジオラマ 岩 発泡スチロール 塗装 ゲンガー

エフェクトパーツづくり

エフェクトパーツの作り方をまとめました!

自作エフェクトパーツの作り方 炎・オーラ・雷・氷!
フィギュアの迫力を増すための『エフェクトパーツ』。実は結構簡単にエフェクトパーツを作ることができます。炎・オーラ・雷など、色を変えるだけで様々なエフェクトを作ることができます!

今回はシャドーボールとエフェクトパーツを『おゆプラ』『被覆つきアルミ線』で作っていきます。いずれも100均(ダイソー)で手に入ります。

エフェクトパーツ おゆプラ おゆまる

ぐにゃぐにゃ曲げたアルミ線におゆプラを巻き付けてトゲをつけて雷のようなオーラのエフェクトパーツを作ります。小さいオーラも作りました。(刺し身についてる海藻みたい?)

エフェクトパーツ おゆプラ おゆまる

完成

エフェクトパーツを接着剤で合体させます。

「ゲンガーのシャドーボール!」

完成しました!!

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー シャドーボール

石粉粘土 自作フィギュア ゲンガー シャドーボール 後ろ姿

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子どものために始めた粘土ですが、普通に自分の趣味になりました。初代からの相棒、ゲンガーをワルっぽく作れたので満足です!諸事情により5月頃まで造形ができなくなりますが、次のポケモン構想を練っておきます。

既製品やガチャガチャで手に入れるのも良いですが、自分も楽しみつつ世界に一つだけのフィギュアを子どもにあげれるのも楽しいですよ!あなたも粘土をやってみませんか?

これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!

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