プラモやフィギュア造形をしている必ず出くわす「やすりがけ」作業。狭い箇所でも使いやすいナイフ形ヤスリの紹介です!
やすりがけ・表面処理
僕は石粉粘土を使ってポケモンのフィギュアづくりをしています。その中で必ず出てくるのが「やすりがけ」作業。
過去作はこんな感じです。
石粉粘土の造形では細かい凹凸が出来てしまいます。粗いやすり(数字の小さい)→キメ細かいやすり(数字の大きい)を順番にかけて表面処理をしていきます。やすりがけの前後で表面がとても綺麗になっていることが分かると思います。
あまりにも大きな凹凸は下記画像のように溶かした粘土を盛って再度やすりがけします。
粘土に限らずプラモやガレキなど造形においてやすりがけは切っても切れない関係にあります。作るフィギュアの大きさにもよりますが、僕は大体下のように番手を使い分けています。
#600・#800:形の微修正(使用頻度高)
#1000:表面を滑らかに仕上げ
狭いところはやりづらい
ナイフ形ダイヤモンドヤスリ
今回購入してみたのは『ナイフ形ダイヤモンドヤスリ』です!これがまぁ痒いところに手が届く素晴らしい商品でした。デザインナイフと同じ形状で持ちやすく使いやすい!
9種類の替刃が同梱
9種類の替刃が同梱されており、地味に通常のデザインナイフも付けてくれていて非常にお得。番手も#200から#600と造形するには十分なものがセットで付いています。これが2,000円台で手に入るのはすごいですね。
・テーパー23°の太ヤスリ(#200/#400/#600)
・丸型/角型 棒ヤスリ
・通常のデザインナイフ
写真だと分かりづらいですが、このヤスリは両面ともヤスリになっています。表も裏も使えるので向きを気にする必要がないのもGood!!
狭い箇所・奥まった場所にも使える
先程のフシギダネの写真のように単純に狭い場所にも使えるのはもちろん、奥まった場所にも使えるのがお気に入りです。
段落ちした先はスポンジヤスリではどうしようもなく、今までは紙やすりを折って何とかしてました。が、紙やすりはすぐにへたってきて面倒くさいのが悩みでした。
スジボリ・けがきにも使える
プラモなどでもよくやる「スジボリ・けがき」にも使えます。下の写真は石粉粘土にマスキングテープでガイドを作り、テープに沿ってやすりがけすることでスジボリをしています。
写真だと見づらいかな?ガイドに沿ったスジが出来ています。
ナイフと同じで持ちやすい
最後の特徴はコレに尽きるかと。デザインナイフと同じように持つことができ替刃も簡単。狭い箇所で繊細なやすりがけをする時は「持ちやすさ」が非常に大きなメリットになります。
楽しいやすりがけライフを
やすりがけ作業は地味で苦手な人もいるかもしれません。(個人的には無心でやすりがけするのは結構好きです)狭い箇所でのやすりがけ作業なども良いツールを使えば初心者でも簡単にできます!
初心者こそツールに少しお金をかけて一歩上の作品作りをするとドンドン造形が楽しくなってきます。趣味の造形をより楽しんでいきましょう!
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今回は趣味の粘土造形におけるやすりがけ作業に革命を起こした「ナイフ型ダイヤモンドヤスリ」を紹介してみました。狭い箇所でのやすりがけに困っている方は本当に一度使ってみてほしいです!
これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!
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