最近は個人的に粘土ブームが来ています。今まで可愛い系ばかり作ってきましたが、今回はニドキングをかっこよく作りたいです!
石粉粘土とは
石粉粘土は100均でも手に入る造形用粘土で、初心者でも簡単にフィギュアづくりが楽しめます!私自身もまだ5作目ですが少しずつフィギュアっぽく作れるようになってきました。
石粉粘土の特徴や必要なグッズなどは以下の記事を参考にしてください。
過去作はこんな感じです。
下書きでイメージ掴み
資料を見ながら下書きをしていきます。模写というよりは、「この部分はこうなっているのか」「このパーツを先に作ったほうが作りやすいかな」などイメージを整理していく作業のついでって感じです。
今回選んだのは技のデパートことニドキング!赤緑世代の僕はやっぱり初代のキャラが好きです。公式でも何度かデザイン変更されていますが、青版の怪獣よりのイメージをベースにしようと思います。
『ニドキング + ゴジラ』のようなかっこいいのを作りたいなーと思ってました。
針金とアルミホイルで芯材作り
今回も針金で骨組みをつくりました。ブラッキーより骨太なので、2mmの太めの針金を使いました。(ブラッキーは0.7mm)
針金で骨組みを組んで接着剤で固定させます。そこにアルミホイルを巻くことで、石粉粘土の乾燥時間短縮と粘土節約、軽量化ができます!
顔づくり
最近のゆるかわ系も良いですが、青版のカッコいい怪獣のような顔にしていこうと思います。
下アゴ
①イラストを見るとニドキングは下アゴだけ歯があります。爪楊枝を切って歯を作ります。
②インプラントします。
③歯列矯正して、端の牙?と舌をつけます。
④口の中の塗装は後からは難しそうなので、先に口の中だけ塗装しておきます。塗装前にサーフェイサーを吹きました。
塗装をする前の下地材で、表面の細かいキズや凹みを埋めることができます。サーフェイサーの数字は粒度の細かさを表しており、数字が大きいほど細かい粒子を塗布することになります。数字が小さいほど、粒が大きいため傷を埋めてくれますが、本来残したい段差・模様なども埋めてしまいます。
逆に数字が大きいと、残したい部分は埋まりませんが、表面の傷を隠す能力も低くなります。
傷を埋める能力
500 > 1000 > 1200 > 1500
耳
耳は薄いので針金とアルミホイルで芯材とします。そういえばニド系はたぶんウサギ(アルミラージ?)がモチーフなんですよね。ニドランの段階だとウサギ感がありますが、ニドキングになるとウサギ感はほぼ無いですね。
顔
下アゴと耳と特徴的な角をくっつけて顔を作ります。
ちょっと目が切れ長すぎて怪獣寄りにしすぎたので、ニドキングみたいな三角の目に修正しました。(自己満の世界です)
成形する際は、スパチュラ(金属製のヘラ)があると細かい調整がしやすくなります。安物でもいいのでスパチュラがあると手早くキレイにできます!目などの細かい部分は特にやりやすくなります。
腕づくり
爪の部分と肘?の出っ張りは先に作って乾燥させておきます。腕が柔らかいうちにパーツをググッと埋め込んでいくと自然な凹凸ができます。
後々のポーズのため、右手はグーで左手はパーにしておきました。埋め込むパーツは先にヤスリがけをしています。
ヤスリがけには『神ヤス』を使ってます。やっぱりこれすごい使いやすいです!数百円で手に入って再利用可能なので、超おすすめです。
スポンジと布ヤスリが合体された商品で、曲面や平面などの成形がしやすいヤスリです。均等にヤスリがけができるため滑らかな表面処理ができます。
また、サンドペーパーは基本使い捨てですが、神ヤスは石粉粘土を削った程度ではほぼ目詰まりしません。使用後に水洗いをすれば石粉粘土は水に溶けて流れていくので、何度でも再利用できます。限度はあるでしょうが、今の所ほぼ劣化なしです。
仮組み
一度顔と腕を芯材にくっつけて仮組みし、全体のバランスを確認します。
ニドキング自体が頭身が低いので、まぁ良いくらいかな?と思います。
脚づくり
脚は資料が少なくかなりオリジナリティが入ってます。何となく鎧っぽくカクカクした感じに作ってみました。青版とも違ってきたけど、まぁゴツい感じが出せたのでOKとしました。
合体・ポージング
各パーツをくっつけてポージングを考えます。針金をクネクネ曲げてポーズを微調整します。ポーズが決まったら粘土を骨のように盛ってパーツを固定させます。ほんの少し角度を変えるだけで雰囲気が大きく変わってしまうので、ポージングってめちゃくちゃ難しいですね・・・
ニドキングと言えば『つのドリル』のイメージがありますが『じしん』も強かったですよね。
地面を殴って『じしん』を繰り出している感じのポーズにしました。(本当はどうやるのか知らんけど)
長くなりそうなのでとりあえず今回はここまで。乾燥したら肉を盛ってしっぽを付けてニドキングを完成させていきます。
年内には完成させたいなーと思いつつ中々作業の時間が確保できない・・・
↓続きを公開しました!
にほんブログ村
子どものために始めた粘土ですが、最近は普通に自分の趣味になってきました。
既製品やガチャガチャで手に入れるのも良いですが、自分も楽しみつつ世界に一つだけのフィギュアを子どもにあげれるのも楽しいですよ!あなたも粘土をやってみませんか?
これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!
コメント