クレジットカードは数年放置していると驚くほど改悪されていることがあります。
今回は改悪が続いたため不要なクレジットカードを解約した話です!
手持ちのクレジットカード整理
私の手持ちのクレジットカードは以下の4つでした。用途ごとに分けてはいましたが、今一度内容を見直して、改悪が続いており他のクレジットカードと比べて年会費が必要となる『Reader’s card』を解約しました。
・dカード(年会費なし):docomo払い(d払い含む)
・イオンカード(年会費なし):waon付帯(生活用品購入)
・Reader’s card(年会費 年度内利用30万円未満の場合2,500円):Amazon→解約へ
楽天カード(年会費なし)
楽天経済圏に身をおいているため、今の所主力のカードとなっています。そんな中、2021年4月から楽天ゴールドカードのSPUポイント4倍→2倍、公共料金支払いのポイント還元率が1%→0.2%へ改悪など楽天経済圏の改悪も相次いでいます(2021年3月時点)。私は楽天通常カードで年会費がかかっていないのですが、楽天ゴールドカードだった人は今すぐ見直すべきでしょう。私も公共料金の支払いを別のカードへ変更する予定です。
ただ、それでも楽天カードのメリットはいまだ大きいため、まだしばらくはメインのカードとする予定です。楽天証券のクレジット払いで1%還元とふるさと納税でのポイント還元のメリットが大きすぎるため、この二つが改悪されたら楽天経済圏を見限ると思います。
dカード(年会費なし)
携帯はdocomoを使用しており(ahamoへ移行予定)、キャッシュレス決済はd払いをメインにしています。そのためdポイントとして還元されるdカードも所有しています。こちらも通常カードのため年会費はかかっておらず、d払いのキャンペーンも色々とあるため、今後も使い続ける予定です。
イオンカード(年会費なし)
生活用品の購入は最寄りのスーパーがイオン系列のため、waon付帯のクレジットカードを使用しています。家族カードを発行し、妻に渡してあるため生活用品の購入はこのカードにまとめています。また、イオンは株主優待の3%キャッシュバックがあります。我が家ではこの恩恵により年間約16,000円ほどのキャッシュバックを受けています。
生活用品の購入をイオン系列(マックスバリューなど)に依存している人は、イオン株を購入しオーナーズカードを取得することも検討してみましょう!
保有株数により3~7%のキャッシュバックを得られます!
Reader’s card(年会費 条件により2,500円)
今回見直しにより解約したクレジットカードです。このカードは2013年頃に作成したもので、少し前まで主力で使っていました。2013年当時は、1.8%の還元・Amazon利用の場合は2.3%還元と当時のクレジットカード界隈では最強カードの一角でした。年会費も有料ではありますが、年間のカード使用額に応じて免除されるもので、主力として使っているうちは特に年会費を支払うことはありませんでした。
しかし、楽天経済圏への移行やReader’s cardの相次ぐ改悪により徐々に使用率が下がってきたため、年会費が発生する前に解約をしました。Amazonの利用については、d払い(端末代金同時請求)にすることでポイントのメリットがあるため、今後はdカードで支払うこととしました。
クレジットカードの罠
「クレジットカードはお金を使っている感覚がなくなるから危ない!」という古典的な注意喚起はさておき、個人的に注意すべき点は、クレジットカードをどのサービスの支払いに使用しているかしっかり把握することです。クレジットカードは顧客が集まってきたら徐々に改悪されていくことが多いです。
Amazon、公共料金、サブスクの支払い・・・
色々なものに登録してるから今更変えるの面倒くさい・・・
この考えに至ってしまったらカモにされます!この考えだけは避けましょう!
正直、私の周りでもこの意見をよく聞き、最初は還元率の高い○○ゴールドカードを作成してしまい、年会費以上の恩恵を受けられなくなっても解約するのが面倒くさいからそのままにする人が多いです。何かしらのメリットを求めてクレジットカードを作ったのに、その恩恵がなくなっても使い続けていたら本末転倒です。
Reader’s cardの改悪変遷
2015年12月:JACCSモール経由+Amazon限定デポジット使用で還元率1.82%
2017年10月:JACCSモール経由+Amazon限定デポジット廃止で還元率1.757%
2020年11月:JACCSモール経由で還元率1.5%
クレジットカードで「面倒くさい」は禁句!
いかがでしょうか?あなたは何枚のクレジットカードを持っていて、何をどれに使用しているかしっかり把握していますか?クレジットカードは常日頃から還元率にアンテナを張り続けるほどではありませんが、1年に1回は使用実績を見直して整理してみてはいかがでしょうか。
クレジットカードはあの手この手で顧客を獲得し、一度捕まえたらその後はエサを与えないことも多々あります。その背景には「解約が面倒くさい」という消費者心理を利用した企業の意図があります。いっそのこと細かいメリットは諦めて、年会費無料の1枚のクレジットカードに集約するというのも手だと思いますが、どのカードが最適かは個人により異なります。
「塵も積もれば山となる」クレジットカードはその力を秘めていると私は思っているので、多少の手間はありますが今後もしっかり管理していきたいと思います。
これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!
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