こんにちは、るーとです。
最近は子どもが寝静まったあと趣味の粘土をコソコソやっています。
子どもが好きなポケモンを作ってあげるととても喜んでくれるのでモチベーションもあがります!
石粉粘土とは
石粉粘土は100均でも手に入る造形用粘土で、初心者でも簡単にフィギュアづくりが楽しめます!私自身もまだ3作目ですが少しずつフィギュアっぽく作れるようになってきました。
石粉粘土の特徴や必要なグッズなどは以下の記事を参考にしてください。
過去作はこんな感じです。
少しでも粘土人口増えればいいな!簡単で面白いので少しでも興味があれば100均で石粉粘土を買って遊んでみましょう。
アルミホイルで芯材作り
まずはアルミホイルをグチャグチャ丸めて芯材をつくります。粘土の節約と乾燥時間短縮の効果があります。
どうせ見えなくなるので適当でいいです。パーツを分けると作りやすくなるので、今回は『頭・胴体・しっぽ』に分けて、接合部に爪楊枝を仕込みました。
芯材に粘土盛り
アルミホイルを少し濡らして石粉粘土を盛っていきます。石粉粘土は増し盛りしたり乾燥後に削ったりと、かなり融通がきくので、まずはざっくりつくっていきます。
耳にも爪楊枝を仕込んで固定できるようにしておきます。
成形する際は、スパチュラ(金属製のヘラ)があると細かい調整がしやすくなります。僕も2,000円くらいの安いスパチュラセットを一つ買いました。初めの作品は爪楊枝で成形していましたが、安物でもいいのでスパチュラがあると手早くキレイにできます!今回初めて使って少し感動しました。
仮組み・バランス調整
一度仮組みしてみて全体のバランスを見ます。下半身(?)が顔に対して小さすぎたので、胴体を伸ばして後ろ脚を少し大きくしました。
パーツをバラバラにつくっていると組み合わせてみるとバランスが悪かったりします。仮組みして調整しましょう!
合体・細かいパーツ
各パーツを繋ぎ、隙間を濡らした石粉粘土で埋めて合体させます。盛る石粉粘土だけでなく、パーツ側も濡らすことでしっかりとくっつきます。継ぎ目はスパチュラでならせば全く分からなくなります。頭の毛も小さく切った石粉粘土をくっつけて生やしています。
イーブイの特徴の首のモフモフをつけました。粘土の塊を首にくっつけて、ナイフのようなスパチュラで線を入れてつくりました。
結構モフモフ感を出せたので満足です!イーブイといえばここのモフモフですよね。
ヤスリがけ
石粉粘土の造形ではかかせないヤスリがけです。目の荒い(数字の小さい)サンドペーパーで形を成形しながら削り、目の細かい(数字の大きい)サンドペーパーで表面をキレイにしていきます。
サンドペーパーでもいいですが、今回造形界隈で有名な『神ヤス』を買ってみました!いうて数百円で手に入るので、お試しでも買ってみてもいいと思います。
スポンジと布ヤスリが合体された商品で、曲面や平面などの成形がしやすいヤスリです。今回使ってみた感想は、曲面(顔やしっぽ)部分のヤスリがけがすごくきれいに簡単にできました!
また、サンドペーパーは基本使い捨てですが、神ヤスは石粉粘土を削った程度ではほぼ目詰まりしませんでした。使用後に水洗いをすれば石粉粘土は水に溶けて流れていくので、何度でも再利用できます。限度はあるでしょうが、少なくとも今回使ってみた範囲ではほぼ劣化なしです。
凹みの修復
ヤスリをかけていくと、写真のような凹みが見つかります。そういった時は、石粉粘土を水に溶かしてゲル状にし、凹み箇所に塗りつけます。乾燥後にヤスリがけをすれば凹みがキレイに埋まります。
塗装
いよいよ塗装です。素人にはエアブラシ塗装のハードルが高いので、前回に続きアクリル絵の具で筆塗りします。
前回のミュウの時は、下地にジェッソという下地材を塗ってみましたが、かなり筆ムラができてしまったので、今回は実験的にアクリル絵の具で直塗りしてみました。
ベースの茶色を塗って
目を黒で、モフモフ毛としっぽの先をクリーム色で塗って
耳の中と目のハイライトを入れて完成
よく見ると筆ムラや塗装のハミ出があります
筆塗装って難しいですね…
絵の具の水分で粘土の表面が溶ける(石粉粘土は水に弱い)のを危惧していましたが、水で薄めずベタ塗りするだけなら問題ありませんでした!
あと反省点は、アクリル絵の具は乾くと色が濃くなるようで、想像していたより色黒のイーブイになってしまいました。
まぁ子どもが喜んでくれたのでオッケーです!次は色づくりに気をつけます。
後処理
最後にトップコートを吹いて塗装を剥がれにくくします。アクリル絵の具だけの塗装では少しの衝撃で剥がれてしまうので、トップコートを吹いておきます。
完成
これで完成です!子どものおもちゃ用にダンボールと布切れで作ったソファーの上に乗せて写真を撮ってみました。
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今回は石粉粘土でポケモンフィギュアをつくる過程をまとめました。難しそうに感じてましたが、やってみると案外簡単にそれっぽいものがつくれます!
既製品やガチャガチャで手に入れるのも良いですが、自分も楽しみつつ世界に一つだけのフィギュアを子どもにあげれるのも楽しいですよ!あなたも粘土をやってみませんか?
これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!
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