20数年前に初めて相棒にした思い入れのあるフシギダネ。大好きなポケモンです。今回は『ラドール プレミックス』の石粉粘土を使っていきます。
石粉粘土とは
石粉粘土は100均でも手に入る造形用粘土で、初心者でも簡単にフィギュアづくりが楽しめます!僕自身も素人ですが少しずつフィギュアっぽく作れるようになってきました。
石粉粘土の特徴や必要なグッズなどは以下の記事を参考にしてください。できるだけ分かりやすくまとめています。
過去作はこんな感じです。
顔づくり
アルミホイルを丸めた芯材粘土を盛って顔を作っていきます。「にこ~」っとした可愛らしい口をイメージしました。もう可愛い!
目・口・額の模様は『スパチュラ』を使っています。滑らかなスジ彫りをしやすいですね。
胴体・手足づくり
寝っ転がっているポーズで体と手足をつくっていきます。
背中のタネをあとから作るため、割り箸をぶっ刺しておきます。ついでにツルになる部分のアルミホイルを巻き付けた針金も仕込んでおきます。
前回の反省(塗装時塗り分けが大変だった)から、パーツ分割の練習として、塗装後に合体できるようにしておきます。
タネ・ツルづくり
仕込んでおいた割り箸と針金でタネとツルを作ります。顔の辺りがかゆいのでツルでかいているポーズにしました。
まだパーツを分割できる状態にしているので、塗装後に合体できるようになっています。
やすりがけ
スポンジと布ヤスリが合体された商品で、フィギュアに滑らかに接触できるためとても扱いやすいヤスリです。特に曲面部分のヤスリがけがすごくきれいで滑らかにできます!
また、サンドペーパーは基本使い捨てですが、神ヤスは石粉粘土を削った程度ではほぼ目詰まりしません。(サーフェイサー後は無理)使用後に水洗いをすれば石粉粘土は水に溶けて流れていくので、何度でも再利用できます。
限度はあるでしょうが、1年ほど使っていてもほぼ劣化なしでスポンジのヘタリもありません。最近100均にもスポンジヤスリが売ってましたが全然ダメでした。ゴッドハンド製の神ヤスは、まさに神です。
凹み部分を修正
やすりがけをしていくと、微妙に気になる凹み部分が見つかります。こういった場合は水で溶かした泥状の石粉粘土を塗って、乾燥後再度やすりがけすることで埋めていきます。
自分が納得するまで無心でやすりがけしていきます。(個人的にやすりがけは地味ですが結構好きです)
爪楊枝やすり
ネットで見かけた爪楊枝やすりを作ってみました!簡単だけどすごい使いやすいですねこれ。今後も活躍してくれそうです!
アクリルガッシュで塗装
塗装はすべてアクリルガッシュ・筆塗装でやっていきます。子どもがいる家庭なので環境的にエアブラシは困難です。
今回もウェットパレットを使ってアクリルガッシュの乾燥防止をしています。もはやこれが無いと塗装は困難です。こちらの記事に詳細を書いていますが、塗料を乾燥させずに数日保管できます!特にハミ出し修正するベース色はしっかり保管しておきましょう。
重ね塗りで筆ムラ防止
筆塗りで塗装するとどうしても多少の筆ムラができてしまします。塗る方向を90°変えて重ね塗りすることで筆ムラを目立たなくすることができます!
今回はかなり綺麗に塗れたと思います!
塗装時の持ち手
塗装する時は何かしらの持ち手を付けたほうがやりやすいです。今回はパーツ分割用にダボ穴を作っていたので割り箸を差して持ち手としています。
乾燥させるときもクリップや発泡スチロールに差すなどして空中に浮かしておきましょう!
合体・トップコート
塗装後に各パーツを木工用ボンドで合体させます。
アクリルガッシュは塗装が剥げやすいのでトップコートを吹いておきます。あまりテカテカさせたくないので、僕は『つや消しトップコート』を吹いています。いい感じにできました!
フィギュアの最後の仕上げとして表面を保護するものです。アクリルガッシュなどの塗装は乾燥後に少し擦るだけで塗装が剥げてしまいます。下の画像を見てください。
一番左のトップコートをしていない部分は爪楊枝で少しこすっただけで塗装が剥げています。トップコートを吹いた後は少し凹むくらいで済み、乾燥後に2度重ねるとより衝撃に強くなります。トップコートを吹いた後はできるだけホコリがつかないように乾燥させます。ここまで過敏にならなくてもいいですが、乾燥させる部屋は湿度が低くホコリの少ない部屋がベストです。
撮影ボックス
今回『撮影ボックス』を買ってみました!照明と背景布も付いているので簡単にいい感じの写真が撮れました!今まではロール紙を広げたところで撮影していたんですがセッティングが面倒くさかったです。いい買い物しました。
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子どものために始めた粘土ですが、普通に自分の趣味になりました。フィギュアづくりに慣れてきたので、大好きなフシギダネを作りましたがなかなか満足いく出来になりました!次は何を作ろうかな・・・
既製品やガチャガチャで手に入れるのも良いですが、自分も楽しみつつ世界に一つだけのフィギュアを子どもにあげれるのも楽しいですよ!あなたも粘土をやってみませんか?
これからもゆるく、しっかりと生きていきましょう!
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