イメージしやすいように、僕の新型コロナ発症から体温の変化をまとめました。本格的な発症から2日程度は高熱でほぼ何もできなくなりました。
新型コロナの症状として見ると、比較的『軽症』だったと思いますが、間違いなく日常生活は崩壊します。一人暮らし・小さなお子さんがいる家庭など様々でしょうが、できる対策は事前に行っておきましょう!本当に!切実に実感しました。
12月12日 子供の新型コロナ発症
下の子(3歳)が38.8℃の熱が出てきた。元気そうにはしてるけど・・・
すぐに時間外診療をしている病院を予約し、職場を早退。食料品を買って家に帰りました。この時あらかじめ大量のポカリスエットを買っておいたのが後々功を奏します。
※自治体により短縮などの条件が異なるため詳細は各自治体ホームページを確認してください。
この日は下の子(3歳)は38℃台の熱はあるものの、元気に動き回っていて「本当にコロナにかかってるのか?」と思うほどでした。
僕:元気
妻:元気
娘(6歳):元気
息子(3歳):コロナ発症(見た目は元気)
12月13日 子供の体調悪化・子供からの感染
下の子が朝から元気ないし、少し食べても吐いちゃう・・・
昨日とは打って変わって、下の子が朝からぐったりしています。薄めて温めたポカリを少しずつ飲ますなどして水分補給をしていましたが、ゼリーなどのちょっとした固形物を食べさせるとすぐに吐いてしまいます。在宅勤務の合間で家事をしつつ、元気な上の娘(6歳)の相手をしていました。
「家庭内感染を防ぐには~」と調べると部屋を隔離しようだのお世話をする人は限定しようだの書いてありますが、あんなの小さな子供相手には不可能です。
「もう感染ったら感染ったでしょうがない。」と諦めつつ世話をしていました。
その日の夜、僕は微熱と若干の悪寒を感じました。
僕:微熱+若干の悪寒
妻:元気
娘(6歳):元気
息子(3歳):症状重め(嘔吐)
12月14日 親の新型コロナ発症・子供は回復
起きた瞬間、体の不調を感じました。
「あーこれは来ちゃったな」と瞬時に察するほど体がダルかったです。体温を測ると38.6℃でもう諦めました。子供の検査をしてもらった病院に朝イチで行き抗原検査、ばっちり「陽性」でした。
症状としては重めの風邪であったため、お医者さんからは「風邪の諸症状を抑える薬」「咳止めの薬」「たんを切れやすくする薬」「高熱時の解熱剤」を処方してもらいました。
問診で「昨日の夜から体がダルかったです」と伝えたところ、前日が0日目になると言われました。それでも13日(0日目)から20日(7日目)までは会社に出勤することができなくなりました。
ここで冒頭に載せた僕の体温の変化をもう一度載せておきます。38.5℃を超えてしんどさを感じたら処方された解熱剤を飲んでいました。如実に体温が下がり楽になりますが、解熱は根本的な原因対策にはなりません。(本来、発熱は免疫を活性化しウイルスと戦ってくれている証なので、熱を下げるというのはウイルスと戦う邪魔をしているとも言われています)と理屈は分かってるんですが、楽になりたくて解熱剤は使ってました。体力の温存も大事です。
この日は僕自身を別室に隔離して、もらった薬を飲みながら耐えていました。一方、最初に発症した息子はこの日にはもう熱が下がり元気に動いていました。子供の回復力すげぇ。
僕:コロナ発症(しんど目の風邪)
妻:元気
娘(6歳):元気
息子(3歳):ほぼ完全回復
12月15日 妻も新型コロナ発症(推測)
やばい。私も熱出てきた・・・
僕に続いて妻も38℃台の熱が出てきて、もうここまで来たら妻の陽性も確実だろう。と相談した結果、もう病院に行くのは辞めました。陽性の判定+薬をもらうのと病院まで行く負担を考えた結果でしたが、素人判断で軽率であったと反省しています。
「元気な子供と体調不良の両親」という日々が始まりました。お互いに休む時間などを考えて、少し体調が良いタイミングで交代で家事や子供の相手をするという、助け合いでなんとか凌いでいきます。(フードデリバリーサービスなども病院の案内でもらえるので、そういったサービスにも頼りましょう)
このあたりから徐々に食糧品が少なくなってきましたが、数日前にAmazonで注文しておいたレトルト雑炊やウィダーインゼリーが大活躍してくれました!大量のポカリスエットも買い物に行けるうちに買っておいて大正解でした。あとふるさと納税で大量にあったりんごも役立ちました。
僕:咳タンが悪化、強いえづき
妻:コロナ発症(しんど目の風邪・ひどい寒気)
娘(6歳):元気
息子(3歳):元気
12月16日 症状の軽快と味覚障害・嗅覚障害の発生
昨日の解熱剤以降、37℃台前半で安定してきました。
僕は熱が微熱程度で安定してきました。これであと24時間経過して再度高熱が出なければ、生活必需品の買い出しへ行けるようになります。作り置きの豚の生姜焼きを作っていた時に気づいたのですが・・・
「生姜のニオイを一切感じない」
これが噂に聞いていた嗅覚障害かと。そして味見をしてみて感じたのが、塩味度合いが分からなくなっていました。(しょっぱすぎる気もするし、塩気が足りない気もするし舌が混乱)弱い口内炎が舌全体に広がって、常にピリピリしている不思議な感じです。
東京喰種の金木くんがごとく、家にあるものを片っ端からニオイ・味を試してどこまで障害があるのか調べてみました。
嗅覚障害
味覚障害
試していて不思議だったのが「コーヒーはニオイは良く感じるけど、飲むと味が酷く不味い」「バニラアイスはニオイはしないけど、味は普段のアイス」など味覚と嗅覚で感覚がバグっていました。
作ってくれた料理、喉が痛くて食べれない・・・
一方、妻は喉の痛みが悪化しており、普通の料理でも「これ唐辛子はいってる?」と聞くくらい喉への刺激に敏感になっていました。
僕:熱は微熱程度に、味覚障害・嗅覚障害発症
妻:喉の痛みが悪化
娘(6歳):元気
息子(3歳):元気
12月17日 久しぶりの買い出し・粘膜へのダメージ
とりあえず生活必需品を買いに外へ出る基準(※解熱剤なしで解熱、呼吸器症状が改善傾向から24時間経過)を満たしたため、僕が買い出しに行きました。今まで一度も発熱していない上の娘を連れて久しぶりの外出です。
※詳しくはお住まいの自治体へご確認ください
発症中の親もしんどいですが、ず~っと家の中で過ごしている子供たちももちろん辛いでしょう。ただの買い物なのにもの凄く嬉しそうだったのが印象に残っています。
すまぬ。あと少しの辛抱だ・・・
昨日の嗅覚障害のときも感じていましたが、粘膜がやられている気がします。適度に換気をしつつ乾燥しないよう加湿器を動かし、ちゃんと湿度は50%前後をキープしていたのですが、鼻が乾燥で痛いような感覚があります。
乾燥への対策は行っていたにも関わらず、鼻や口内など粘膜系へのダメージが見て取れました。これが結果として嗅覚障害と味覚障害を引き起こしているのかな?と思いました。
私もだいぶ回復してきたけど、やっぱり体は少ししんどい・・・
僕:熱は平熱+0.5℃程度で安定、粘膜(鼻・口内)へのダメージ
妻:熱は微熱程度に回復、喉の痛みも軽く
娘(6歳):元気
息子(3歳):元気
12月18日 症状ほぼ回復 軽い後遺症のみ
平熱+0.5℃はしばらく続くのでしょうか。
僕は体のダルさなどの症状はほぼ回復しました。熱は平熱+0.5℃程度で安定してしまい、たまに来る咳と嗅覚障害・味覚障害などの軽い後遺症はありますが、時間とともに回復していくと信じます。
私も平熱+0.5℃前後だけ続いてる。眠気はあるけど体はだいぶ楽になったわ。
僕:熱は平熱+0.5℃程度が継続、嗅覚障害は継続、味覚障害は軽減
妻:熱は平熱+0.5℃程度で安定、喉の痛みが回復
娘(6歳):元気
息子(3歳):元気
12月19日~22日 軽い後遺症も回復
周りで聞く話よりは後遺症が短かったです
症状軽快後も平熱+0.5℃程度の微熱と喉の痛みはありましたが、4日ほど経過すると気づけば後遺症は快復していました。嗅覚もいつの間にか治っておりようやく平穏な日々が戻ってきました。
比較的病気知らずな我が家でしたが、小さい子供を抱えて病気でダウンするしんどさを思い知りました。
にほんブログ村
実際にコロナに罹るまでは正直深く考えていませんでした。
それにしてもこの環境で発症しなかった上の娘の強靭さには驚かされます。
コメント